今夜は、さっき一緒に食事をした友達を紹介しよう。変なタイトルだが、左のスーザンさんは9人(10人目を去る5月に死産で亡くした。)、右のカリンさんは8人の子供(上2人が男でその下6人は女の子)がいる。二人の子供数を合わせると17人にもなるのだ!大先輩だ。別に、子供が多ければ偉い、と言っているわけではない。みんな、とてもいい子達なのである。二人とも、高校生になる子供もいるが、大人(お客さんとか)と対等にものが話せる。「対等に」というのは、「生意気」という意味ではない。質問もしてくるし、自分が何か聞かれれば相手の対応を見ながら丁寧にこたえてくれる。「うん」とか「そう」だけではなく、生き生きとおもしろい本当の会話がはずむのだ。(男の子でも!)大人には興味を示さず、ろくに会話もできない10代が多い中、これはすごい、と思う。年下に対してもそうだ。私は歳の離れた兄が二人いるが、二人とも中学生くらいの時から、「おお」とか「ああ」とか「飯は?」くらいしか言わなかった(笑)ので、余計に新鮮に感じてしまうのだろうか。前のことだが、ある高校留学生の日本人の女の子(顔見知り程度)に、ある時、「〇〇ちゃん、帰り車で送って行ってあげるよ」と親切のつもりで言った。返ってきた答えは、一言、「やだ。」 はっきり言って、この子どういう神経してるんだ!と内心思った。断り方にも言いようがある。「ありがとうございます。でも今夜は〇〇があるんでー。」という風にも言えただろう。18にもなって、そういう社交辞令(とか他人を思いやる気持ち)が無いなんて、こういう子がこのまま就職でもしたら大変なことになる、と思った。英語がしゃべれるか、という次元以前の問題である。我が家の子供には、「人への思いやり」というものを日々教えていきたい。この二人の家庭は大家族なので、「人を思いやる」機会がゴマンとあるのがいいのかも知れない。
by nzbee
| 2004-07-30 23:19
| 子育て
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