順調に育っている双子のサムとベス。さすがに羊だけあって成長が著しい。(羊は一年で子供が産めるようになるそうだ。)常に行動を共にしている。ご飯(ミルク)の後は日向ぼっこ。リビングルームから外に出る引き戸のすぐ外がお気に入りのスポットらしい。家の中にいる「お母さん達」(ケン&ソーちゃん)が見えるから?
「翻訳英文法」についての日本語の本を今読んでいる。実は十何年も前に購入したものだが、今まで本棚でほこりをかぶっていたのだ。聖書以外の日本語の本を読むのは何年ぶり?というくらい久しぶりだ。別に日本語の本を避けているわけではない。ただ手元にないだけだ。でも、私が興味がある分野はやはり英語の方が断然資料も多い。最近はEブックという便利なものもでき、数百ページの本も簡単にダウンロードできる。フィクションは、子供に読んであげるのを除けば読む暇もないが、いわゆる実用書ばかり読んでいる。(ごくたまに伝記も読むが。) 「翻訳英文法」の話に戻る。十何年も日本語で文章を書くことから遠ざかっていたが、数ヶ月前からこのように毎日(少量だけれども)日本語でなにか書くようになり、勉強になると共に、こういった分野に興味が出てきたわけだ。まだ読み途中だが、自分がいかに何も知らなかったかを思い知らされている。英文はもちろん簡単に理解できても、それを「自然な」日本語に置き換えることができないのだ。いかにも「直訳」みたいな文章しか思いつかないのがもどかしい。確か小学一年生のときの将来の夢は「作家」になることだった。(でも小学校の卒業アルバムには、「夢は美容師」と書いた覚えが・・・?!) ものを読むこと、書くこと自体はもともと好きなのだ。本格的に文芸翻訳を勉強したい、と切に願う今日この頃。でも、頭のもう一方からは、こんな声も聞こえてくる。「家事や子育てもままならないのに、何言ってるの?欲張りすぎよ!」 知り合いに仕事で翻訳をしている女性がいるが、子供はいない。「仕事中に家のどこか別の場所でも、物音や人の声がしただけで、気が散ってしまう。子供なんていた日には、まるで仕事にならないだろう。」と言っていた。そういえば、自宅で働きながら、同じ屋根の下でベビーシッターを雇っている翻訳家の女性の話も読んだことがある。私はせっかく信念を持って毎日家にいるのに、そんなことになったら(ならないだろうけど)本も子もない・・・でも、少しずつ、できる範囲でもっと翻訳についての知識を増やしていくつもりだ。
by nzbee
| 2004-09-23 18:42
| 日常
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