まだやってる、と言われそうだが、数日間わけありでブログできなかったのでやっと元旦(後編)・・・
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by nzbee
| 2005-01-10 16:22
| 我が家のニュース
車のエンジンを少しでもかけるとモーターがつぶれてしまうので、引っ張ってもらう以外に動かす方法はない。しかし、大晦日なので翌日の午前10時までできない、というのである!翌日引っ張ってディーゼル車専用の修理工場へ持って行き、そこで初めてガソリンを抜き取るのだという。
車がない=身動きが取れない=家に帰れない・・・いくらのんびり屋の私でも数秒のうちに事の深刻さがわかったのである。もちろん日本のように電車などない。街中と違って、バスもない、タクシーもない。(数万円出せば行ってくれるかも?)家までは55km位だ。 例の山の別荘の方では別棟のロッジに数家族が泊まっており、一緒に大晦日のカウントダウンをするはずだった。それはまず無理。そうそう、明日(元旦)北島に住むニールの叔父さん(葬式のためにクライストチャーチに来ていた)が我が家に来たいと言っていた。遠くなので一度も遊びに来たことがない。叔父さんはパーキンソン病で、今度はいつ来てもらえるかもわからない。家に帰れないと言うことは、叔父さん訪問を断らないとダメって言うこと?! 色々と考えが頭の中を回っている。え?ちょっと待てよ。ここに泊まるっていうこと?!・・・・ 家中見渡しても、足の踏み場がないような狭い家にどうやって家族7人で泊まれと? 「庭にテントが出してあるから、そこに泊まっていいよ。遠慮なんかしないで、さあ!」「テ、テント?!」「そう、見においでよ。」テントか、まあ、寝れないことはないけど、クライストチャーチにまだ夏は来ていない。夜はかなり冷えるのだ。 とっさに思いついた!私の学生時代のホストファミリーが近くに住んでいる。そこなら家もかなり大きい。電話を借りて連絡。今は結婚して子供もいるホストシスターが、実家に帰って来ていて電話に出た。ホストマザーはあいにく持病で寝込んでいたが、気持ちよく、迎えに来てくれると言ってくれた。(車2台で) とりあえずほっ。ベッドで寝れる!本当は家まで送って欲しいけど、車一台には乗り切れない私達。そこまでは頼めないわ・・・ まもなくホストシスターのゾニアと旦那様のサムが車2台で現れた。「家に帰りたいでしょ?大丈夫、私達で送ってあげるから!」「Oh, can you? That would be wonderful! Thank you, thank you!!」 ということで、結局ニールを除いて(彼は翌朝のために街に残らなくてはならなかった。)私達と子供は家に帰る事ができたのである。 子供たちのベッドタイムはとうに過ぎていたが、何とか皆シャワーさせて寝かせた。一人ぼっちのカウントダウンはちょっと寂しかったけど、家に帰れただけでも感謝、感謝・・・ 翌日は元旦。叔父さんたちが来る時間を昼にしてもらって、午前中は掃除、片付けに徹する(笑)お義母さんが七面鳥の丸焼きを持ってきてくれて、無事に元旦のランチを済ませることができた!(ニールも昼過ぎにやっと帰って来ることができた。)めでたし、めでたし・・・(パチパチパチ) #
by nzbee
| 2005-01-05 19:09
| 我が家のニュース
新年なのに、まだつらつらと大晦日の出来事を綴っているママ・・・。Let's go! 朝、山の別荘を出て街の告別式に出席、その後未亡人になった叔母さんの家にも寄りヘトヘトになった皆。時刻は夕方。ハンターは昼寝抜きだったし、他の子たちも前夜はあまり眠れなかったので疲れ果てている。 帰り道、街のガソリンスタンドに寄った。いつものように、満タンのボタンを押し、愛車セレナ(8人乗り)の燃料補給をするニール。(クライストチャーチではセルフサービスが普通)ハイディがトイレに行きたいっ!と言い出したので助手席のドアを開けてニールに話しかけた。「ねえ、ハイディ、トイレだって。」「・・・・Oh, no! I've ruined the car!!」 我が家のセレナはディーゼル車なのに、間違って普通車用のガソリンで満タンにしてしまったのである・・・のんびり屋の私は事の重大さがあまり把握できず、「一回くらいなら平気なんじゃない?」な~んて思ったが、ニールはかなりパニック状態。 外へ出て来もしないガソリンスタンドのオジサンは言った。「エンジンかけたら、一発でモーターがだめになるさかい、はようAA(日本ではJASだっけ?)に電話して吸い取ってもらい。」 「そ、そんなあ!ガソリンスタンドでも処理してくれないの~?!」「AAのトラックが30分位で来てくれるってさ」 周りには歩いていけるようなお店などは何もない。夕飯時で、子供たちも落ち着きがない。結局、近くに住んでいるニールの友達に連絡して迎えに来てもらい、そちらで待機(私と子供たち)させてもらうことにした。 1歳になったばかりの女の子がいる3人家族。大晦日の晩御飯(Fish'n'Chips!)を食べている最中だった。急に私達が押しかけてきたので、缶のスパゲッティ(典型的な非常食)を開けて出してくれた。「ありがと~。お構いなく。急にごめんね~(汗)」 この友人宅(キウィ)は小さめだが寝室も3部屋ある。しかし、どの部屋のドアも開いており、見るとダイニングや居間を含めて、どこもかしこも地震と雪崩とタツマキが一度に来た様に散らかっており、まさに足の踏み場もないほどだった!(日本人が見たら卒倒するかも) キッチンのカウンターにも山のように汚れた皿やコップが積み上げられていたので、子供が食べている間に私は皿を洗い始めた。洗っても洗ってもまだまだある・・・ やっとニールが現れた。「やっと済んだの?もう帰れるの?」「・・・We can't go home tonight.」「Pardon?」「We can't go home tonight.」「またまた~!冗談はよしこさん!!」「We are serious!」「Whaaaaaaaaat????!!!!!!!」 (つづく) #
by nzbee
| 2005-01-03 20:56
| 我が家のニュース
予定では、この山小屋風の別荘(お友達の世話で去年も今年も年末に三泊四日使わせてもらっている。ゆうこさんありがとう!)で30日から2日まで過ごし、大晦日は我が家を含めて10家族でわいわいと牛丼とそば(国際結婚家庭だからママたちは日本人)を食べているはずだった・・・ 3日前にニールの叔父が亡くなって予定変更。昨夜は上の場所に泊まったが今朝告別式出席のため朝食早々一旦自宅に帰った。下は今朝窓の外に見えた景色。 まだクリスマスツリーが飾ってある教会堂での告別式。家族(+近い親戚)の入場は皆が起立しているところ真ん中を歩かねばならなかった。私も子供5人(ハンターはバギーに乗ったまま)を連れてやや緊張気味で入場。な、なんと私達家族の席は一番前の方! 式は多分30~40分位だったのだろうが、私には一時間ぐらいに感じられた。しんみりと牧師先生や遺族が語っている時に、子供がギャーギャーうるさくしていては困るので大変な神経を使った。そして、前の方に座っているので全て丸見えなところがもっと困った。 昨夜はこの別荘に泊まったので子供は4人同じ部屋で寝た。興奮気味で寝つきが悪かった。でも、ハンターはもっと寝つきが悪かった。この子は自分のベビーベッドだと喜んで寝るのだが、旅行や外出の時はなかなか寝れない。 朝も、一人が起きたらみんな起きたので、子供たち全員かなり疲れていた。式開始早々ハンター(2)がうるさい。持参していた水を与えてハッピー。そっか、喉が渇いていたのね~(ほっ) 次はハイディ(3)。抱っこを求めている。抱っこくらいならいつでも・・・あっ、でもそれが原因(?!)でハンターまでバギー脱出を要求している!仕方がなく後ろの列に座っていたパパにハンターを抱いてもらうが、大声で泣きそう! 必死にまさぐったバッグの中に、偶然にもビーフジャッキが入っていたのを見つけた。すばやくハンターに渡してピンチをしのぐ…という調子で延々と続く告別式・・・170人位の客のうち、お子様はなんと我が家だけだった! ニールを含め数人が棺を担いで退場。その後ろを歩いて私達も退場。霊柩車に乗せられ、棺だけさっさと持って行かれてしまった。遺族が火葬場に行く気配も全く無いし、かといって土葬でもなさそうだ。ニールに聞いても肩をすぼめるばかり。「最後の別れ」というものが全然なかった。棺は最初からふたが閉められ、きれいな花のアレンジメントが置かれていたし。 ここには「お通夜」という習慣もなく、顔が見れなかったのが残念。 式の後はお茶と軽食、がNZのお葬式では定番である。サンドイッチやエクレアや小さなパイなどが多い。テーブルに並べてあって、勝手に取って食べる形式だ。 ちなみに、日本では葬式は黒一色だが、NZでは結構なんでもありの場合が多い。(マオリ人は白人よりも黒を基調とする傾向があるらしいが。)我が家は、子供たちも一応暗めの色を選んだが、義母が真ピンクと緑などが入った派手な花柄のスーツを着ていてびっくり。未亡人になった叔母さんも、白と緑を着ていた・・・ その後、もう疲れてどうしようもない子供たちを引きずって叔母さんの家へ。しばらく行っていなかったので懐かしかった。叔父さんがいつも座っていた椅子がまだいつもの所に置いてあってジンときた。それも、その後ろには見覚えのある写真が!セイナ(5)がまだ2歳の時に今は亡きジョンおじさんのひざに座って笑っている写真だった。 家の中には花束やカードが所狭しと並び、「何でも触らないと気がすまない」ムードのハンターには誘惑が多すぎた。早速私はハンターその他を連れて裏庭に出て、それから一時間ぐらいずっと外。写真はNZ南島ウェストコースト風の洗濯物干し用ワイヤー。(ジョンおじさんはウェストコースト出身だった。)シンプルなデザインね~。 おやおや、これを書きながら居眠りしてしまい、気がついたら新年に入ってもう8分も経っていた。(日本より4時間早い。)あけましておめでとうございま~す! まだまだ続く大晦日の話。この後、今度はパパの大ドジ!おかげで、大晦日の夜も一緒に過ごせなくなってしまったのだ!別荘で、なんてとんでもない!誰も想像ができないと思う・・・ #
by nzbee
| 2004-12-31 20:19
| 我が家のニュース
さて、キッチンに行くと、やな予感が・・・オーブンを開けて、「・・・・・!!」 あんな忙しい思いをして外出前に七面鳥をオーブンに入れたはいいが、スイッチをオンにするのをすっかり忘れたドジママ・・・(ドジ1) その上、七面鳥にはつきもののstuffing(詰め物)を作るのまで忘れていた!(どじ2) チキンや七面鳥の丸焼きは、お腹などの空洞の部分に詰め物を入れて焼く。あたふたしてとりあえずそれらしいものを急いでつくり、ベーキング用の容器に押し込んでオーブンに入れた。(写真上部) それから、もう一つ七面鳥のロール肉(写真左)とローストビーフもオーブンに入れてひとまずほっ! クリスマスのことを書いているうちにもう年末!我が家は明日から泊まりでちょっと休暇に出かける予定。親にとっては自宅が一番くつろげるのだが(笑) ジョンおじさんの告別式が31日なので、その日は一旦帰ってくる予定。オークランドで休暇中だったお義姉さん家族(普段はクライストチャーチ在住)はもっと大変だ。2年間くらい少しずつお金を貯めて、今回6週間の予定で家族6人で北島を車で旅行して歩いていた矢先のことだ。結局、お義姉さんだけが飛行機で飛んで来ることになった。 NZの北島と南島間は、飛行機で飛ぶか、フェリーに車ごと乗るかくらいしか道がないので大変不便でお金もかかる。たいした距離ではないので日本だったら橋かトンネルができそうなものだが、人口の極端に少ないNZではそういうわけにもいかないのだろう。 クック海峡(北島と南島の間)は、NZ国民にとって大きな壁のような存在だと思う。この南島には、北島に一度も行ったことがない人たちも結構いる。近年国内線旅客飛行機が安めになったのがせめてもの救い。 #
by nzbee
| 2004-12-29 21:03
| 我が家のニュース
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