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カンタベリー開拓の話

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用事があって、久しぶりに土曜日家族で街に出た。昼時にマクドナルドに入ったら、人だらけ!かなり大きいところだけれど、私たちが座る余地はなかった。レジも7列全てに行列が・・・今日ラグビーがあったから?それとも週末はいつもこうなの??仕方ないので持ち帰りにしてピクニックすることにした。ショッピング街のすぐ裏に写真のようなくつろげる場所があるのは非常に良い。後ろに見えるのはリカトンハウスと呼ばれる1856年に建てられた由緒ある屋敷だ。91年間スコットランドから移り住んできたパイオニアのディーンズ・ファミリーの家だったが、今はレストランになっている。見学ツアーもある。この建物の裏にはこのディーン家が最初に(1843年)建てた小さな小屋があり、カンタベリー平野で最も古い建物として知られている。12ヘクタールもの原生林がそこにうっそうと茂り(永久保存されている。)開拓の厳しさを今も物語る。
NZはもともと大部分が原生林だったのだ。ここカンタベリー(クライストチャーチ周辺)は主に英国からの移民が土地を開発し農業用牧草地に変えて行った。
カンタベリー開拓の第一人者、ディーンズ・ファミリーのファームはその後政府によって西へ移された。広大な土地が与えられたのだろう。子孫は全て今も裕福な暮らしをしている。まさに「貴族」と言っても過言ではない。実は、我が家の道を挟んで向こうがディーンズ・ファミリーのファームだ。ファームのツアーもあり、毎日数回我が家の前を観光バスが通ってゆく。 
by nzbee | 2004-10-09 19:37 | ニュージーランド文化
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